
ヒッコリーオリジナルを僕のボーダーのマグをベースに、
新しく制作しました。
斜めのラインのマグです。
いつものボーダーシリーズでは、
水平の横のライン、
「静」を意識して制作しています。
止まっているのではなく、
動かず、じっとしている。
生物が呼吸をしながら、そこで休んでいたり、
考え事をしていたり、静かな様子を表現できればと思い作っています。
マスキングはせず、手の感覚で、
釉のラインを掛け分けしていました。
そうすることで生まれる曖昧なバランスに
生物らしさを感じていました。
ですが、ヒッコリーさんに依頼を受けた斜めのボーダーでは、
配色によって、マスキングが必要になりました。
そこで、
釉の掛け分けのためだけにきっちりとマスキングをするのではなく、
今まで釉を掛けわけていたのと同じ考え方でマスキングをすることにしました。
そして、何度か試作を繰り返し、
ようやく新しい掛けわけに成功しました。
なぜかマスキングに機会的なイメージを持ってしまっていて、
これまで避けていたのですが、
今回でそのイメージはなくなりました。
なので、選択肢が増え、
そこからさらに新しい発想も生まれてきます。
常に新しいことを試していこうと考えていましたが、
知らず知らずに、発想に制限を掛けてしまっていたなと反省です。
ヒッコリーさんの依頼のおかげで、気付くことがたくさんありました。
とても良い経験でした。
今回のこと忘れないように、
広く考えられるよう柔軟にいたい。
